2025.10.11
エストニアの首都であり最大都市のタリンで開催される、世界15大映画祭のひとつ、タリン・ブラックナイト映画祭の公式コンペティション部門に『架空の犬と嘘をつく猫』が選出されました!本映画祭で、本作がワールドプレミアを迎えます。
森ガキ監督の長編デビュー作『おじいちゃん、死んじゃったって。』で、同映画祭のNETPAC AWARD(最優秀アジア映画賞)を受賞して以来、約8年ぶりに森ガキ監督作品が上映されます。

<森ガキ侑大監督 コメント>
タリン・ブラックナイト映画祭は、僕にとって本当に特別な映画祭です。
2017年に『おじいちゃん、死んじゃったって。』で参加して以来、再びこの地に戻れることを心から嬉しく思っています。
『架空の犬と嘘をつく猫』は、“家族という不思議な集合体”を描いた作品です。
愛や優しさがある一方で、嘘や沈黙もまた家族をつなぐ。
そんな矛盾の中にある人間らしさを、スタッフ・キャスト全員で丁寧に掘り下げました。
そんな映画がエストニアのタリンにてコンペティション作品として選出、そしてワールドプレミアを迎えることを誇りに思います。
国や言葉が違っても、観る人それぞれの心の中にある“誰かとの関係”に触れる映画になればと思っています。
<高杉真宙 コメント>
今回タリン・ブラックナイト映画祭に出品が決定したとのことで、撮影していてそんな機会をいただけるとは思っていなかったので、突然の報告に、驚いているのと同時に、本当に嬉しく思います。
ワールドプレミアでの初上映、多くの方に観ていただけることを願います!